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■さらに上を目指すための下地 - Excelワークシートについて

 Excelで何か分析をさせようと思うのならば、一番初めに覚えておく事柄があります。それが「ワークシート」と「セル」の概念です。と言っても、何も目新しいものではなく、皆さんがExcelを起動するたびに目にしているものです。

Excelワークシート
【ワークシート】
 Excelの作業領域を指す。文字通り数値や表を書くための紙のような領域であり、ファイルのインデックスをめくる感覚で複数のワークシートを切り替えることも可能。単独のワークシートでの作業のみならず、複数枚のワークシートにまたがる操作が可能。ワークシートにはSheet1、Sheet2と言った名前が付けられている(変更可能)。

【セル】
 Excelの最小単位。ここに文字や数値を入力していくことになる。セルは碁盤目状に配置されており、座標を示す名前がついている。横軸(列)方向の座標にはA〜Zなどのアルファベットが使われており、左端がAになる。縦軸(行)方向の座標には1〜∞間での数値で表され、上端が1番になる。座標を表す時にはA1,B1,C1…と表記する。

■ワークシート関数でより詳細な分析

簡単な分析をしたい場合には、フィルタや並び替えも有効です。でも、Excelで分析をしようと考えている人はあの程度で満足するはずがありませんね。最終的な目標は予想ソフトのようなアプリケーションを作ることにあるかもしれませんが、ここは徐々にステップアップしていきましょう。

  Excelにはワークシート関数と呼ばれる様々な計算をしてくれる命令群があります。関数と言うと、数学が苦手だった方はそれだけで抵抗感を覚えると思いますが、簡単に言ってしまえば「適当な数値や文字を入れると、必要な答えが返ってくる箱」です(概念図参照)。

関数の概念図

この概念図を関数表記すると

(戻り値)=関数(引数1,引数2…)

になります。「必要な答え」が戻り値(もしくは返り値)、「適当な数値や文字」が引数です。

■ワークシート関数を使ってみよう

 一見敷居の高そうなワークシート関数。でも、ボタン1つで簡単に使えるように工夫されています。 例えば、ある範囲内にある数の合計を求めたい場合、Σボタンを押します。 ためしに、ワークシートに1〜10までの数字を入力してみてください。適当なセルにカーソルを持っていき、その後Σボタンを押します。点線が現われるので、先ほど入力した数字を選択してください。点線の範囲指定はドラッグ&ドロップでできます。範囲が指定できたら、Enterキーを押します。すると、1〜10の総和である55が画面上に表示されます。

Sum関数

この他にも実に多くのワークシート関数が用意されています。さすがに予想ソフトは無理ですが、ほとんどの解析作業はワークシート関数だけで実現可能です。 ちなみに、和(Sum関数)を求める以外のワークシート関数はfxボタンで呼び出せます。

次回は利用価値の高いワークシート関数の紹介をします。

 
 

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