DIYしよう! EXCELでDIY

Excelで競馬分析をしよう    
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■条件を絞り込むのは並び替えだけじゃない

 Exceはマクロやワークシート関数に頼らずとも、簡単な操作だけでかなりの分析を行えます。グラフや並び替えはもちろんの事、今回紹介する「オートフィルタ」は競馬の分析にはうってつけの機能です。
 「オートフィルタ」は文字通り、Excelのセルに対してフィルタを貼り、必要な情報のみを表示するための機能です。この機能を使えば、前回の「2歳馬のデータ」をさらに細かく、しかも直感的な操作で分析できます。
  1. フィルタを掛けたい列を選択する
    フィルタを掛けたい列を選択する

  2. 「データ」メニュから「フィルタ」→「オートフィルタ」を選択
    オートフィルタを選択

  3. 列のラベルについた矢印をクリックし、条件選択をする
    フィルタリングする

たったこれだけの操作で、膨大なデータを簡単に処理できる様になります。フィルタは必要なデータのみを表示する為の機能なので、共通の項目を持つデータであれば特に利用価値は高くなります。

■複数の条件で絞り込む

 オートフィルタが優れているところは、簡単に複数の条件検索が出来る点です。例えば、
  • 中山芝1200mのコースで…
  • 第4コーナーを先頭で通過した馬の…
  • 上がり3Fのタイムは?
  • しかも、1着入線の牡馬に限る

    なんて並び替え機能だけでは思わず投げ出したくなるような複雑な条件検索をいとも簡単にこなしてしまいます。
     では手順を説明します。先ほど掛けたフィルタをいったん解除します。解除方法はフィルタを掛けた時と同様セルについている矢印をクリックし、(すべて)を選択します。フィルタの対象になっているセルは矢印が青くなって入るので、同じ手順で全てのセルのフィルタを解除してください。

    フィルタが有効 …… フィルタ条件になっている箇所
    フィルタ条件から除外 …… フィルタの絞り込み対象に含まれていない

  1. E列もしくは「場所」と書かれた列のフィルタタブを「中山」にする
  2. J列もしくは「芝・ダ」と書かれた列のフィルタタブを「芝」にする
  3. L列もしくは「距離」と書かれた列のフィルタタブを「1200」にする
  4. AF列もしくは「通過順4」と書かれた列のフィルタタブを「1」にする
  5. U列もしくは「確定着順」と書かれた列のフィルタタブを「1」にする
  6. O列もしくは「性別」と書かれた列のフィルタタブを「牡」にする
これで絞込みは完了しました。フィルタを1つ有効にするたびに、データが絞り込まれていく様子が見て取れたと思います。フィルタ機能は手軽に使える割りに、非常に強力な分析ツールですので、是非いろいろ試してみてください。
 
 

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