File.05 [短縮ショッカーのその威力と有用性 その1] | 勝利の方程式 |
短縮ショッカーのその威力と有用性 その1 |
|
考案者:今井雅宏 関連書籍:短縮ショッカー 白夜書房 |
|
短縮ショッカーの理論概要 | |
短縮ショッカーは考案者の今井雅宏氏のライフワークである「Mの法則」から派生した馬券術である。マンネリズムによる閉塞状態に陥った競走馬を、距離短縮というショック療法で活性化し、その激走を狙い打つローテーション理論の一種だ。短縮ショッカーにはS1,S2,SLの3タイプがおり、共通しているのは前走よりも今回走る距離の方が短いという事。ここでは最も基本と思われる短縮S1についての検証を行う。
以上の3つの条件をきれいにクリアしている馬が短縮S1となる。
当然検証条件の方が厳しいので、出現数は少なくなる。 |
なぎさ:最近耳にするよね。これ。
けんすけ:ああ、Mの法則の今井氏が考案した「誰にでも使える穴馬理論」だからな。ただ、ネーミングがちょっとあれだから敬遠している人もいるんじゃねぇか(笑)?
赤ペンおやじ:なにっ! 穴馬! わしは穴馬以外は興味はないぞいっ! さぁ早く教えろっ!
けんすけ:まぁそうあせんなよ。まず、検証に当たってのルールを決めよう。
連対率が10%以上ある事 いくら大穴を当てる馬券術でも、連対率が余りにも低ければ当たる前にくじけてしまう 儲かること 穴馬券を検証するのであれば、儲かることが前提。回収率が算出しにくいので、連対馬の平均人気を指標とする。 |
なぎさ:なるほどね。でも穴馬券に連対率を求めるのってなんだか厳しくない?
けんすけ:でも、ここを読んでる人はすでに自分の馬券術を確立していて、穴馬券だけで勝負するわけじゃないだろ。恐らくはスピード指数のような時計系の理論を合わせて使っているはず。だとしたら、穴馬券を使う局面は、そう多くない。そんな少ない機会で効率良く稼げるのはどれかって事なんだけどね。
赤ペンおやじ:ふん。小僧もまだまだ青いぞいっ! 勝負師はいちかバチかよっ!
なぎさ:いつもバチの方だけどね(笑)。さっ! 検証しよっ!
対象 | 着度数 | 連対率 | 複勝率 | 連対馬の平均人気 |
1〜3番人気馬 | 479-334-287-1184 | 35.6% | 48.2% | 0.6 |
短縮ショッカー | 69-39-43-473 | 17.3% | 24.2% | 3.1 |
単なる距離短縮馬 | 139-113-132-2606 | 8.4% | 12.8% | 3.9 |